2月20日(金)は、18日(水)にイスラム教ラマダンが始まってから、最初の金曜日だった。午後の祈りには、エルサレムの神殿の丘(アルアクサ)では、西岸地区から特別に検問所を通過した約8500人を含め、8万人が祈りを捧げた。厳しい治安管理の中、衝突はなかった。
ラマダンでは、イスラム教徒の宗教意識が高まり、イスラエル治安部隊と衝突する可能性が高くなる。国境警備隊がアルアクサへの狭い通路での混乱を避けるため、今年は出る人は、来た通路とは違って、ライオン門から出る形にしている。
イスラエルは、この日、西岸地区から、アルアクサがあるエルサレムへの入場を、男性は55歳以上、女性は50歳以上、子供は両親が同伴する12歳以下に制限している。
つまり、13歳から50歳以下の人々は入れないということである。また入場は、上限1万人までとしており、西岸地区では、カランディア検問所に長い列ができていた。徒歩のみでの入場になるので、かなりの距離を歩くことになるという。
イスラエル在住のアラブ人に、この制限はないが、これまでの危険性から、東エルサレム在住のアラブ人で、アルアクサへの入場を禁止されている人も少なくない。このため、ライオン門や、ダマスカス門周辺では、旧市街の城壁の外で祈る人々もいた。
その一人は、東エルサレム在住で、イスラエルの治安関係者や政治家と論議する様子をネット上にアップするなど反イスラエル活動家と知られ、逮捕された経験もあるムハンマド・アブ・フムスであった。アブ・フムスは、「ラマダン期間中に、旧市街に入ると、まるで戦時下の警察基地みたいだ」と語っている。
www.timesofisrael.com/80000-muslim-worshipers-pray-peacefully-at-al-aqsa-on-first-friday-of-ramadan/
ガザの人々も18日(水)からラマダンに入った。皆テント生活の中でのラマダンである。日本で言えば正月のような家族の楽しみに時でもあるので、死亡していなくなった家族を思い出す、悲しい時になっている。
市場に食糧は出回っているが、物価が高すぎて、買えない人もいるとのこと。
以下は最初の金曜日の祈りの様子
