ヨーロッパで、親イスラエルラリー 「Stand with Israel」2015.10.19

www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4713080,00.html 

反イスラエル感情が高まる中、日曜、ローマ、パリ、マドリードで、テロの波に襲われているイスラエルの立場を理解する群衆が、イスラエル大使館前で、親イスラエルのデモを行った。

パリでのデモは、ユダヤ人組織が企画したものだが、参加者は4000人とみられている。人々は、「このような時だから、イスラエルを支持することが大事だと思った。」と語っている。

ローマでは、イスラエルの旗を掲げる群衆とともに、政治家らも参加していたが、「イスラエルとともに立つ事は当然の義務だ。」と語っている。

*ヨーロッパの難民問題・その後 http://www.bbc.com/news/world-europe-34567247

ヨーロッパでは、引き続きシリアやアフガニスタンなどからの難民流入問題が深刻化している。ドイツでは、80万人もの難民受け入れを決めたメルケル首相に対する反発が広がっている。

EUは、この問題について審議を行って入るが、それぞれの国によって考えや事情が違うためいっこうにまとまらず、明確な方針も定まっていない。これを受けて、難民の入り口になってきたハンガリーが、ついに難民の流入口を閉鎖してしまった。

これを受けて、難民らは、隣国スロバニアに向った。当初、スロバニアは難民を受け入れていたが、BBCによると、1日2500人に限定しているという。難民は、スロバニアを通ってオーストリアへ行くわけだが、そのオーストリが1日1500人しか受け入れないからである。

エルサレムアッセンブリーのスタッフであるビルさん夫妻(妻のサビーナさんがドイツ人)は今、ドイツにいるが、あふれかえる難民たちへの支援・伝道活動に追われているという。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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