多くの世俗派の若者たちが徴兵され、戦死したり自殺したり、また負傷して人生が大きく変えられる中、ユダヤ教超正統派の若者たちは、徴兵義務が免除されていることが、社会的な問題になっていた。
政府も段階的な徴兵を開始したが、超正統派社会からは激しい反発があり、徴兵に応じる人はごくわずかといわれていた。
しかし、超正統派のすべてが、従軍に反対しているわけではない。
入隊を希望する人もいる。1月5日、頭にキッパをつけ、腰からは、タリートの糸が出ている超正統派の若者50人が、自らの意思で、入隊する様子が報じられた。
家族とともに来る人、1人で来る人などいろいろだったという。
IDFによると、この日までに約100人が、導入を終え、これから6ヶ月の基礎訓練に入るという。
神戸にいるハバッドのラビ・シュムリックも親族から2人が従軍しているとのことだった。イスラエルの神に祈ることを召としながら、軍隊に入ろうとするこの人々を覚えて祈られたし。