ベエルシェバとラマット・ガンでテロ事件2件:イスラエル人3人重傷 2024.4.1

A knife used in a terror stabbing attack at the central bus station in Beer Sheva, southern Israel, March 31, 2024. (Israel Police)

復活祭の日曜には、イスラエル国内で、パレスチナ人による2件のテロ事件も発生していた。

1件目はベエルシェバで、日曜朝、ベエルシェバのバスステーションで、ベドウィンの町ラハットに住むナジ・アブ・フレ(28)が、非番のイスラエル兵にナイフで襲い掛かかり、近くにいたイスラエル兵に射殺された。男性は刺されたが、軽傷だった。

www.timesofisrael.com/idf-officer-lightly-hurt-in-terror-stabbing-at-beersheba-central-bus-station/

続いて夕刻、南部アシュドドに隣接するガン・ヤブネのショッピングモールの近くで、テロリストが2本のナイフで、イスラエル人3人に切りつけ、重傷を負わせた。騒ぎを聞いて駆けつけた警察官ら2人が、テロリストを取り押さえて射殺した。

テロリストはヘブロン出身の違法就労のパレスチナ人(19)で、まずモールの2階で、ジムから出てきた男性(17)を刺し、その後ジムに入って、逃げ惑う人々に追いついて1人を刺した。その後にコーヒーショップの近くにいた人も刺していた。

ガン・ヤブネでのテロについて、ハマスは賞賛する声明を出した。

www.jpost.com/breaking-news/article-794614

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。