中東を訪れているブリンケン米国務長官は、なんとか停戦に持ち込もうと、イスラエルから始まって、中東を奔走している。
この日曜日に、ドーハで停戦に向けた交渉が予定されており、イスラエルからは、モサドのバルネア長官が出席すると発表した。
交渉には以前と同様、アメリカのバーンズCIA長官、カタールのアル・サーニー首相とも会談する予定である。
しかし、ハマスはシンワルが死亡した後も強気姿勢を崩しておらず、人質の解放は、イスラエルの高級的な停戦、ガザぁら撤退し、避難民をもとに戻すこと、ガザへの支援物資流入などと、自らの要求を主張し続けている。
ドーハでの交渉に備え、エジプトが、カイロで、ハマス代表と対談したとのこと。内容は不明だが、ネタニヤフ首相府は、エジプトに感謝を表明している。
なお、ブリンケン米国務長官は、ドーハで各方面の代表が集まるのを待っているとのこと。
石のひとりごと
ブリンケン国務長官は、ユダヤ人である。これは個人的な思いだが、ブリンケン国務長官もバイデン大統領も、真摯にイスラエルを支持していると感じる今も、もうすぐ任務は終わる前に、少しでも解決をと必死の様子になんとも心動かされる。
しかし非常に紳士的で、アメリカ的にいい人なのであり、中東独特のどろどろがわかっていないかもしれない。現地の様子は、停戦どころではないように見える。
とにかく戦争は早く終わるべきだが、どのように終わらせるのか、それが、問題である。