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フーシ派テロ行為エスカレート:イギリスのタンカー炎上
イエメンにいるイラン傀儡のフーシ派は、大々的に紅海を通過する輸送船や、軍用艦などを襲って通行を妨害するだけでなく、ドローンや対艦ミサイルで武力攻撃も行っている。米国防当局によると、その数40回に及ぶという。
このため、米英軍がイエメン国内のフーシ派への攻撃に踏み切っており、1月12日には、30か所への攻撃でフーシ派戦闘員5人が死亡した。
すると、1月26日、イギリスのタンカーが、アデン湾でミサイル爆撃を受け、何時間か炎上。近くにいたアメリカや
フランス、インドの船の助けで、火は消し止められ、船員も船も無事だったが、フーシ派は米英の挑発への反撃だと言った。
アメリカは、「これは違法であり、受け入れられるものではない。こうした攻撃はガザとは何の関係もない。」と非難した。イギリスも、非難し、「イギリスにはこれに対応する権利がある」と述べた。
www.bbc.com/news/world-middle-east-68110358
この事件が発生したのは、イエメン沖アデン湾であった、そのアデン湾には、日本の海上自衛隊が2009年から、海賊への警戒の理由で駐留している。1日には、その交代となる護衛艦が出発していく様子が伝えられていた。日本も他人事ではなくなるかもしれない。
www3.nhk.or.jp/news/html/20240201/k10014343131000.html
エイラットへ巡航ミサイル:アロー迎撃ミサイルで対処・被害はなし
上記のような事件の後、2月2日午後、紅海を通過する地対地弾道ミサイルをイスラエルのエイラットに向けて発射した。イスラエルからは、長距離に対応するアロー迎撃ミサイルが対応し、まだ紅海上空を飛行中に迎撃して、被害はなかった。
しかし、アロー迎撃ミサイルが稼働したのは、これで5回目になる。フーシ派は、イスラエルに向けて弾道ミサイルを発射したことを認めた。
さらにこの日、フーシ派は、アメリカの商船を襲ったとのニュースが出ている。
www.bbc.com/news/world-middle-east-68162927
石のひとりごと
なんとも、迷惑な話である。同じ人間でありながら、なぜいったいこんなことになるのか。イスラエルをそこまで悪者と思うなら、一度、イスラエルに来ると良い。人々がどれほどに普通であり、明るく、日々を楽しく生きているかがわかるだろう。
戦争では、相手を知らないのに、見たこともないのに、悪い奴と信じ込ませられることが問題になる。私たちも気をつけなければならない。
今のイラン指導者は非常に困ったものではあるが、イランの人々全員がそういう考えではない。アメリカで会ったイランの人々は実に明るく、賢い人々だった。国外にいるイラン人たちは母国のことをきっと悲しんでいることだろうと思う。国を動かす霊的な背景。そこを私たちは見て、とりなしていかなければならない。
私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。(エペソ6:12)