北部国境では、11日夜、ハマスとの衝突が始まって以来、小さい衝突が4回発生している。
その後、昨日夜、15-20に及ぶドローンが侵入してきたとして、90分に及んでサイレンが鳴り続けた。
いよいよ大規模な攻撃と侵攻かと緊張になったが、後で、それが、機能不全によるミスであったと発表された。しかし、全てがミスであったのではなく、一部はガザからカルメル山に向かって発射されたロケット弾に反応していたこともわかった。被害はなかった。
ガザからカルメル山にまで届いたとすれば、120キロの飛行距離があったことになる。これまでで最長である。なお、ハマスは最長射程250キロのミサイルを保持していることがわかっている。
北部住民は、念の為にシェルターですごすように指示されたが、今日になり、北部国境地域に、侵入者もないことが確認された。
しかし、北部ではいつ戦場にになってもおかしくない状態にある。
北部のハイファにあるランバンホスピタルは、戦争に備え、病院駐車場地下に、防弾、防放射能機能を備えた総合病院を持っている。いざというときに、使えるように準備していると公開した。取材したことがあるが、かなり広く、本格的な集中治療室が多数あった。
