ヒズボラのロケット弾75発:ドローンでイスラエル兵1人死亡後の応酬 2024.8.21

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ヒズボラのロケット弾やドローンは、毎日イスラエルに発射されている。

19日朝、ヒズボラの爆発物を搭載したドローン5機が、イスラエルに飛来し、2機は西ガリラヤ地方へ、1機は、ヤアラ付近に着弾した。

ヤアラでは、イスラエル軍のマフムード・アマリア准尉が死亡。複数の兵士が重傷を負った。

イスラエル軍はその報復として、国境から70キロもレバノン内部のヒズボラ関連地点を攻撃。またドローンで、ヒズボラのロケット攻撃主要関係者フセイン・スレイマンを殺害した。

するとヒズボラは75発のロケット弾を、イスラエルに向けて発射した。一部は迎撃されず、空き地に着弾。破片などでまた野火が発生し、消防隊が消火にあたっているが、死傷者は出ていない。

レバノンのメディアは、今危機的な状況になりつつあるイスラエルとハマスの交渉が頓挫した場合、ヒズボラが、イスラエルが暗殺したシュクル暗殺への報復攻撃を再開する可能性があると報じているとのこと。

www.timesofisrael.com/hezbollah-fires-75-rockets-at-israel-after-idf-hits-weapons-depots-in-eastern-lebanon/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。