ヒズボラのロケット弾でイスラエル北部アラブ系市民2人死亡 2024.10.26

(Courtesy)

ヒズボラのロケット弾は、ガリラヤ地方やハイファ地域に、毎日朝7時ごろから始まる日課状態になっている。

昨日はカルミエルに着弾し、アパートを破損したが、その後、ハイファ周辺のアラブの町、マジド・アル・クルムのミニマーケットの近くに着弾。

市民2人が死亡。7人が負傷した。この日だけで100発近くが発射されていた。

死亡したのは、マーケットでレジをしていたアルジュワン・マナアさん(19)と、農産物を買いに来ていた客のハッサン・スアドさん(21)だった。

www.timesofisrael.com/2-killed-7-hurt-as-hezbollah-rocket-hits-northern-town-of-majd-al-krum/

ヒズボラのロケット弾が、またアラブ人を殺害することとなった。皮肉なことである。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。