6日、ヒズボラはゴラン高原に向けて30発のロケット弾を撃ち込んできた。ヒズボラは、その前のイスラエル軍に攻撃に対する反撃だと主張した。
その日の午後、爆発物を搭載したヒズボラのドローンが、イスラエル北部国境の町メトゥラに向けて発射された。迎撃を試みたが失敗し、予備役のイスラエル兵2人が死亡。1人が軽傷を負った。10月7日以降、北部国境で、ヒズボラとの戦闘で死亡したイスラエル兵は、13人である。
死亡したのは、ダン・カムカギ軍曹(31)とナフマン・ナタン・ヘルツ軍曹(31)
イスラエル軍は直ちに、南レバノンのヒズボラ拠点と、ロケット攻撃地点や、イスラエル軍に脅威となりうる地点を戦闘機で攻撃、破壊した。
www.timesofisrael.com/army-announces-two-reserves-troops-killed-in-hezbollah-drone-attack-monday/
なお、北部では2日、シリアのダマスカスで2日、イスラエルの戦闘機からのミサイル攻撃で、シリア軍兵士8人が死亡。拠点への物損も発生していた。
イスラエルは4月1日に、ダマスカスでIRGC(イラン革命防衛隊)ザヘディ将軍ら7人を暗殺したが、それ以来の攻撃であった。
イスラエルは、攻撃を認めていないが、シリアとイランは、イスラエルを非難した。しかし、大きな反撃には出ていない。
ガザでの戦闘に注目が集まっているが、北部、また西岸地区でも、かなり深刻な衝突になっている。すべてお伝えできていないというのが現状である。