ヒズボラがハメネイ師殺害の報復とイスラエルにミサイル攻撃・イスラエル猛反撃 2026.3.2 (日本時間15:00)

Smoke rise from Israeli airstrikes on Dahiyeh in the southern suburb of Beirut, early Monday, March 2, 2026. (AP Photo/Hussein Malla)

3月1日(日)夜、ヒズボラがレバノンからミサイルを発射した。ヒズボラがイスラエルにミサイルを発射するのは2024年の停戦発効以来初めてである。

ミサイルは北部ハイファ方面に向かったが、1発は迎撃し、残りは数発が、空き地に着弾したため被害は出ていない。

その後、ヒズボラは、ハイファ南部の防衛拠点を攻撃したことを認め、ハメネイ師の血の復習だとの声明を出した。また、レバノン南部5か所にまだ駐留するイスラエル軍を撤退させるよう、要求した。

ヒズボラは、シーア派で、イランの傀儡組織だが、最近はイラン革命防衛隊(IRGC)の直接の指揮下に入っていると言われていた。このため、イランとの戦争に入る前に、イスラエルが、ヒズボラへの激しい攻撃を行っていた。

ヒズボラの攻撃を受けたイスラエルは、その後、レバノン全域のヒズボラ地点への猛反撃を行っている。最新のニュースでは、ベイルートへの攻撃も行っているとのこと。

Cars sit in traffic as residents flee Israeli airstrikes in Dahiyeh, a southern suburb of Beirut, Lebanon, March 2, 2026. (AP Photo/Bilal Hussein)

ベイルート南部のダヒヤからは、逃げようとする市民たちの車で大渋滞になっている。

ところで、レバノンは、ヒズボラの国ではない。レバノン政府は、2024年11月の停戦合意でヒズボラの非武装化を約束したが、全く果たすことができていなかった。

アメリカとイスラエルがイランを攻撃すると、レバノンの首相は、「ヒズボラの非武装化を進めて、レバノンがまた巻き添えにならないようにする」と言っていた。しかし、今までできていなかったことが、今できるはずはない。

イスラエル軍は、「テロ組織ヒズボラが、国としてのレバノンを破壊しようとしている。責任はヒズボラにある」と述べ、いかなる攻撃にも武力で反撃すると表明した。

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石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。