しばらく静かだったヒズボラだが、4日、昼前に、ガリラヤ北部へミサイル約65発を発射した。キリアット・シモナの家屋に着弾したが、住民は避難していたため負傷者はなかった。空き地に落ちたものもあり、迎撃は最低限だったようである。
この日は続いて、飛翔体や、対戦車砲が飛来し、夜のはまたミサイル30発が発射された。この時も被害はなし。ヒズボラが攻撃を認めている。
イスラエル軍は、レバノン国内のミサイル発射地と、南レバノンのヒズボラ関係者の建物を攻撃・破壊した。
キリアット・シモナで破壊された家の持ち主、エリエゼル・ペレズさんは、現在、ティベリアのホテルで避難生活を続けている。破壊された家は、夫婦で力とお金もかけてようやく手に入れた家だったとショックを受けている。
でも、今生きていることがよかったとして、落ち込まず、壊されたものはまた立て直すさと語っている。キリアット・シモナで生まれ育ったペレズさんは、子供の頃にも一度、レバノンからの攻撃で家を破壊された経験があるとのこと。
いちいち報じられていないが、北部国境や、ハイファを含む北部地域では、こうした攻撃が散発している。