パレスチナ自治政府、国連非加盟国オブザーバー申請は29日 2012.11.14

パレスチナ自治政府のアッバス議長は、12日、現在の国連での立場-PLO団体オブザーバーからパレスチナ国家オブザーバーへのアップグレードの申請を11月29日に行うとの方針を明らかにした(BBC)。

申請が出されると、すみやかに国連総会において193カ国が採択することになる。現時点ですでにヨーロッパの数カ国と中国が賛成の意向を表明している。(趣意書は先週7日に各国へ配布ずみ)

国連への申請は、アメリカとイスラエルの反対を押し切っての動きとなる。今後、両国がパレスチナ自治政府に対して経済制裁を発動する可能性がある。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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