パレスチナ自治政府のアッバス議長は、12日、現在の国連での立場-PLO団体オブザーバーからパレスチナ国家オブザーバーへのアップグレードの申請を11月29日に行うとの方針を明らかにした(BBC)。
申請が出されると、すみやかに国連総会において193カ国が採択することになる。現時点ですでにヨーロッパの数カ国と中国が賛成の意向を表明している。(趣意書は先週7日に各国へ配布ずみ)
国連への申請は、アメリカとイスラエルの反対を押し切っての動きとなる。今後、両国がパレスチナ自治政府に対して経済制裁を発動する可能性がある。