アメリカのバンス副大統領が、2月10日(火)、アルメニアとアゼルバイジャンを公式訪問した。
この2国は、ロシア南部、トルコ、イランと接する位置にあり、戦略的に非常に重要な地域に位置している。その地域に、アメリカの副大統領ほどの高官が足を置いたということで、戦略上、大きな意義があると分析されている。

アルメニアとアゼルバイジャンは、長年戦闘状態(ナゴルノ・カラバフ紛争)にあったが、2025年8月、アルメニアのパニシャン大統領と、アゼルバイジャンのアリエフ大統領は、にホワイトハウスを訪問。
トランプ大統領とともに和平合意を結んだ。この時、中東アジアから、ロシアやイランを通ることなく、ヨーロッパへとつなぐ商業回廊(約42キロ)を立ち上げることで合意していた。
これを「TRIPP(Trump Rout Four Peace
and Prosperity)」と自分の名前をしっかりつけている。
この回廊は、アメリカにとっても大きな可能性があるとみられている。
今回、バンス副大統領は、アルメニアで、キリスト教との深い関係を確認し、アルメニアの虐殺博物館へも足を運んだ。
その後、パニシャン首相と会談。AI,半導体、エネルギーの安全保障などの覚書に署名した。これは、アメリカからの40億ドルの投資と同時で署名されたとのこと。
その後、アゼルバイジャンに移動し、アリエフ大統領直々の歓迎を受けた。
アゼルバジャン(人口1050万人)には、古くからのユダヤ人の歴史があり、山岳ユダヤ人と呼ばれる人々がいる。ユダヤ人人口は資料によって幅があり、7200人から最大3万人(どう数えるか組織によって差がある)のユダヤ人がいるとされる。
アゼルバイジャンイスラムの国だが、反ユダヤ主義がなく、イスラエルと経済、軍事力においてもパートナー的な国である。
アメリカとアゼルバイジャンの関係が強固になることは、イスラエルにとっても有益とみられている。逆に、重要な通路を妨害されるロシアとイランにとっては、大きな障害になるとの分析もある。
allisraelnews.com/vance-visit-to-armenia-azerbaijan-a-win-for-israel-blow-to-iran-russia
www.jpost.com/international/article-886234
以下は、TRIPPの解説
