ワシントンポストによると、今週末明け17-19日、バチカンで、超宗教者会議が行われる。議題は、現代社会において危機にさらされている男女の結婚・家族関係に関することで、同性愛をどう扱うかというもの。
参加するのは、ユダヤ教、イスラム教を含め23カ国、14の宗教指導者が参加する。福音派プロテスタントからも、南部バプテストのラッセル・ムーア牧師、サドルバック教会のリック・ウオーレン牧師が参加する。
バチカンでは、先月、法王フランシスの提案で、教会に同性愛者を迎え入れるかどうかの公会議が行われた。フランシスの立場は、同性愛者だからといって教会から拒否するのではなく、愛をもって迎え入れようという立場である。
しかし、議決文「同性愛者も教会に貢献することができる。」は、賛成68、反対118で否決された。これは法王にとっては、大きな痛手となったが、68人もの司祭がこれに賛成していたことは特記すべき事であるとも報じられた。
週末空けの会議に参加するにあたり、ムーア牧師は、「呼ばれれば、どこででも、福音派プロテスタントの考えを述べる用意がある。」と言っている。