イスラエルでは、3月5日（水）、イスラエル軍のハレヴィ参謀総長が10月7日の失策の責任を取って退任。代わりにエイヤル・ザミール氏（59）が、中将に昇進し、第24代参謀総長に就任した。
テルアビブの軍本部で行われた就任式において、ザミール参謀総長は、「私の任務は、軍を勝利に導くことだ」と述べた。
また、「これまでIDFは、ガザ、レバノンで成果をあげ、イエメンやイランへの攻撃も行った。しかし、まだ終わりではない。ハマスはまだそこにいる」と語った。また人質家族に向かっては、「あなたたちの愛する人は私の目の前にいる。私たちの道徳的な義務は明確だ。できるだけ早く、可能な限り早く、全員を家に連れ戻すことだ」」と語った。
ハレヴィ前参謀総長は、10月7日の失策について、軍とシンベトとは独立した国家調査委員会を立ち上げるよう、ザミール参謀総長に要請した。これは、その場にいたネタニヤフ首相は反対している事である。
ネタニヤフ首相は、ハレヴィ参謀総長が、軍で40年司令官として務めたことを賞賛した。またザミール新参謀総長については、これまで3回、推薦していたと述べ、これからの期待を表明した。
その後、ザミール参謀総長は、ハレヴィ前参謀総長とともに、嘆きの壁に行き、祈りを捧げた。
その後、ヘルツォグ大統領に挨拶し、それから、ヘルツェルの丘にある戦死者の記念館でろうそくに火をともした。
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