イランのイスラム最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師(86)は、ここ1週間姿を見せていなかった。しかし昨日6月27日(木)、テレビ演説を行い、今も生存していることを証明した。
ハメネイ師は、アメリカの攻撃は、イランの核施設に重大な影響は与えなかったと述べ、逆にアメリカに大打撃を与えたとして、イランの勝利だったと豪語した。
また、アメリカは、イランへの各施設攻撃を誇張したのであり、もしまたアメリカが攻撃してくるなら、イランの反撃を受けることになると述べた。
www.timesofisrael.com/threatening-to-slap-us-again-irans-khamenei-claims-trump-exaggerated-strikes/
イスラエルのカッツ国防相は、この同じ、26日(木)に、イスラエルはハメネイ師の暗殺を計画しており、行方をかなり探したが見つからなかったと明らかにした。
www.timesofisrael.com/katz-says-israel-sought-to-kill-khamenei-but-didnt-find-an-opportunity/
アメリカは、来週にもイランとの交渉を再開すると示唆しているが、イランがこれに応じるかどうかはまだはっきりしていない。ハメネイ師は、応じないと言っているが、応じる様子をみせる高官もいる。
