ハマスの汚い反撃:人質殺害と人質家族に身代金とイスラエル政府への反逆を要求 2024.8.23

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イスラエルがガザで、容赦ないハマスへの攻撃をしている中、ハマスは、人質を傷つけるという汚い動きに出ている。

先日、イスラエル軍が保護した人質6人の男性には、全員銃殺の形跡があった。人質として連れ去られた後に銃殺されたとみられる。

www.timesofisrael.com/autopsies-find-bullet-wounds-in-bodies-of-all-6-hostages-recovered-from-gaza-in-raid/

イスラエルでは、遺族たちが戻ってきた遺体を葬る、悲しい様子が伝えられている。

イスラエルのテレビ局チャンネル12によると、6人の遺体が発見される前の週、ハマスは、人質家族たち(遺体で帰国した6人の遺族かどうかは不明)に脅迫電話をかけ、身代金を要求していた。

ハマスは支払いがなければ、今後、人質の情報は送らないと脅迫したという。また、同時にイスラエル政府に反逆するよう要求し、もししないなら、人質となっている家族は戻らないとも脅迫したとのこと。

家族は、ハマスが欠けてきた電話番号をシンベトに提出したところ、番号は、ハマスかイランに関係する俳優のものだったとエルサレムポストは報じている。

www.jpost.com/breaking-news/article-815612

石のひとりごと:肉ではない霊の戦いということ

先日、イスラエル人の友人が、あらためてハマスが10月7日にしたことをまとめたビデオを送ってきた。写っている映像は人間業とは思えない残虐性、犬まで銃殺、父と息子が同じ女性をレイプして殺していくなど、まさに悪魔としかいえない様相である。

改めて見ると、あまりにも残虐すぎて、日本人はいうまでもなく、世界の人もおそらく、ハマスのしたことの実態は見えていないのではないかとも思わされた。筆者自身もまだ甘かったかもしれない。

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同時に、ハマスのこの大犯罪のおかげで、ガザでは、恐ろしいばかりの破壊と、相当な死者にともない、何千人もの孤児が発生している。移動に次ぐ移動で、ゴミの山、伝染病と、こちらも相当な苦しみを経験している。

www.nytimes.com/2024/08/22/world/middleeast/gaza-orphans.html

この解決は、イスラエルが攻撃をやめたら終るというものでは決してない。人間を超えた、悪魔のようなことをさせた、ハマスの背後にいるものこそが問題だと思う。

世界では、今、イスラエルが悪いとして、反イスラエル、反ユダヤの暴力にまでなっている。それは人間同士の喧嘩をエスカレートさせて、双方の苦しみに終わらず、世界にまで争いと苦しみを拡大させるだけである。まったくサタンの思う壺である。

聖書が言う通り、今、私たちが戦うべき相手は、サタンとその勢力だと実感する。

悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。(エペソ6:11、12)

私たちは肉にあって歩んではいても、肉に従って戦ってはいません。私たちの戦いの武器は、肉の物ではなく、神の御前で、要塞をも破るほどに力のあるものです。(第二コリント10:3-4)

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。