ハマスが、人質でない遺体の一部を送りつけてきた翌日、イスラム聖戦が、ガザ北部で、人質の遺体と発見したと発表。ハマスは、12月3日(水)夕刻、遺体を赤十字に引き渡した。
この時点で、ガザにまだ遺体があるのは、イスラエル軍のラン・グヴィリ上級軍曹と、タイ人労働者のスディシサク・リンサラクさん(43)の2人だった。
イスラエル軍は、敬礼をもって遺体を受け取り、道路脇では、人々が黄色の旗を振って迎えた。
その後、テルアビブで急ぎ、身元確認が行われた。結果、タイ人のスディシサク・リンサラクさん(43)と判明した。
リンサラクさんは、キブツ・べエリで働いていた時にハマスの襲撃を受け、10月7日の時点で殺害され、遺体はガザへ拉致されていた。
あと残るは、イスラエル人のグヴィリ上級軍曹の遺体のみとなった。
家族の心が支えられるように。ネタニヤフ首相は、グヴィリ上級軍曹の遺体を必ず取り戻すとの決意を表明している。
石のひとりごと
遺体が帰ってくる。自分の家族なのかどうかとの緊張の中、違うとわかる・・・何とも心理的な拷問ではないかと思う。あと1人。グヴィル軍曹の遺体が、早く戻って来られるように祈る。
