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イスラエルがハマスとの停戦延期を発表
本日1月19日8時30分(日本時間15:30)に発効予定だったイスラエルとハマスの停戦は延期となった。8時半を少し回ったところで、イスラエル軍のハガリ報道官がこれを正式に発表した。
理由は、ハマスが、本日、停戦の初日に、解放すると約束した、女性人質3人の名前を、停戦発効の時間になっても提示しなかったからである。
一方、ガザでは、10時少し前に、ハマスが、イスラエル軍が部分的だが撤退したラファの通りで、停戦を喜んでか、パレードしている様子が報じられた。
عناصر من أجهزة الأمن الفلسطينية في #غزة ينتشرون في الشوارع لضبط الأمن#حرب_غزة pic.twitter.com/64cURk14G8
— قناة الجزيرة (@AJArabic) January 19, 2025
この数時間後、イスラエル軍は、ガザのハマス関連地点へのドローンによる攻撃を行った。停戦ではないので、まだ攻撃する権利はあるということである。ハマスによると、この攻撃で8人が死亡したとのこと。
www.israelnationalnews.com/news/402513
停戦が延期となり、イスラエル軍の攻撃で、ガザで死者が出た。ハマスが、人質殺害に走らないよう、緊急の祈りが必要である。
ハマスがさっそく約束違反:本日解放予定の人質3人の名前を提示せず
合意によると、停戦が朝8時半(日本時間午後3時半)に始まったあと、午後16:30(日本時間23:30)に、女性の人質3人が解放されるとなっていた。
しかし、ハマスは、3人の名前を、停戦発効の直前、19日朝7時(日本時間午後2時)になってもまだ、明らかにしていなかった。
首相府によると、約束の24時間前(18日午後16:30)になってもリストが届かなかったことから、ネタニヤフ首相は治安会議を行い、ハマスから3人のリストが届くまで、停戦発効はないと、イスラエル軍に伝えていた。そのまま朝になったということである。
リストの提示が遅れていることについて、ハマスは、“技術的な問題”と言っているとのこと。具体的には、組織内でまだその3人についての了承が得られていないとのこと。
特に、ヤヒヤ・シンワルの死後、ガザのハマスを統括している、ヤヒヤの兄弟であるモハンマド・シンワルの了承が得られていないと言っている。
また人質の位置もはっきりしていないようで、その原因は、イスラエル空軍機がまだ上空を飛んでいるので、自由に動けないと言っていた。
石のひとりごと
今後、ハマスが人質の名前を出してくるだろうか。
イスラエルが早速攻撃を再開して、ガザで死者も出たことから、今後、今生きている人質が、復讐で殺される可能性が懸念される。緊急にとりなされたし
*この記事を投稿した直後に、ハマスが解放する人質3人の名前を発表したとのニュースが入っている。随時新たな記事を出していく予定なので、随時確認いただければ幸いである。