ドーハ(カタール)で15、16日にまとめられた停戦・人質解放条件について、ネタニヤフ首相も、合意に至る希望は高くないとの声明を出した後、18日、ハマスが公式にこれを拒否すると発表した。
ハマスは、ネタニヤフ首相が、イスラエル軍がエジプトとの国境、フィラデルフィ回廊にイスラエル軍を残留させることを条件に加えたとして、ネタニヤフ首相がまた合意を妨害したと非難した。
バイデン大統領はそれでもまだ希望はあるとあきらめない姿勢を示している。ブリンケン米国務長官は、本日イスラエル入りして、まずはヘルツォグ大統領と面会。続いてネタにタフ首相と会談の後、明日、カイロへ飛び、ドーハでの会議の続きを準備する予定となっている。
ブリンケン国務長官の来訪は、10月7日以来だけで9回目になる。アメリカの熱心というか、世界第一国としての使命はなかなか大変である。