2週間もサイレンが鳴り続け、夜も眠れない毎日は、ストレスを通り越している。
こうした中、広大なネゲブ砂漠、その中にある居住地、ミツぺ・ラモン(人口約6000人)では、2月28日に戦争が始まってから、サイレンは2回しか鳴っていないという。
ミツぺ・ラモンは、広大なネゲブ砂漠の中に、巨大なクレーターがあるところで、観光客が宿泊する800床のホテルや、さまざまな形式の宿泊施設がある。
この時とばかりに、安い系の宿泊所を開始したベドウィンもいる。

この町の地方自治会の責任者エリヤ・ウインター氏によると、ミツぺ・ラモンでは、戦争が始まって以来、避難を希望するイスラエル人3000人を受け入れている。
戦争前に、食糧等も十分、備蓄していたので、不足はないとのこと。
ここに来ているランとレナ・ツァバリさんと、その5歳と8歳の娘の家族は、ペタフティクバの住民である。
6月に、自宅のあるビルに、イランのミサイルが直撃し、2人が死亡した。この時、一家は、シェルターがある4階に避難していて無事だったが、そのままそこに居座ることは絶え難かったという。

数日後、ミツぺ・ラモンに来て、そのままそこに止まることを決めた。ランさんは、オンラインで仕事を続けている。ここでは、ラクダに乗ったり、夜の星空を楽しんでいる。
ゴールドバーグさん一家は、ホッド・ハシャロムの住民。ミツぺ・ラモンでは、Wi-Fiもあるし、オンラインで仕事は問題はいとのこと。子供たちとクレーターの散歩を楽しんでいる。
ミサイル攻撃を避けて、砂漠に非難し、そこでの生活が守られている様子からは、黙示録12章に思いが飛んだ。
女は荒野に逃げた。そこには、千二百六十日の間彼女を養うために、神によって備えられた場所があった。(黙示録12:6)
女というのは、その前に、男の子(イエスキリスト)を産み、その子が天に引き上げられたと書かれていることから、イスラエルと理解される。
女が男の子を産んだあと、大きな赤い竜が追いかけてくるので、砂漠へ逃げ、そこで、3年半の間養われると言うくだりである。
無論、今がそれだとは言わない。しかし、ミサイルに追われて、砂漠に逃げてきたイスラエル人がいることから、将来、そういうことがありうると思わされた。
なお、その時の砂漠とは、ミツペラモンからさらに東、今はヨルダンにあるペトラだという説がある。
