12月、エルサレム旧市街のヤッフォ門付近で、テロリストに殺害されたラビ・ルーベン・ビルマケルさん(45)には、7人の子供たち(2-18才)があった。
元から貧しかったラビの家族が、一家の長を失い、これから生きていくためには莫大な必要がある。しかし、テロの波にあるイスラエルでは、次々に発生するテロで犠牲者の名前もすぐに忘れられてしまう。
そこで、ユダヤ教団体で、ネットでのティーチングを展開するアイシュ・コミュニティが事件発生の数時間後に、全世界のユダヤ人にネットで献金を呼びかけた。集まった金額を倍にするマッチングと呼ばれるシステムだ。
すると次々に世界中から献金が寄せられ、24時間以内に13万ドルになった。献金はまだ続けられており、100万ドルが目標とか。さすが同胞意識の強いユダヤ人である。