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いったん落ち着いていた気温だが、27日、イスラエルは、再び全国的に記録的な暑さにみまわれ、先週の暑さの記録を更新する勢いとなっている。テルアビブ、ベエルシェバでは42度。北部ハイファでも40度。エルサレムは38度である。
暑さで航空機のエンジンが不調となり、ベングリオン空港では、遅れた便が出ている。列車もスピードを落とした運行となり、ダイヤに乱れが出た。
この暑さを受けて、エルサレム近郊、ベイト・シェメシュ近郊の森などが自然発火し、家屋3件が焼失した。車いすの住民がいたが救出されて無事だった。エルサレムでも、窓をあけるとむっとした熱気が入ってくるので、日中は、窓を閉め切っている状態。
この暑さは、海岸部から中部にかけては、28日朝にはおさまると予想されているが、金曜には逆に気温が急激に下がり、土曜には平年を下回る気温になるという。同時に湿気が上がって、雨なになるというから、ほんとうにむちゃくちゃである。
内陸部のガリラヤ地方や、ヨルダン渓谷では、明日になっても気温は下がらず、逆にもっと上がる可能性がある予報されている。消防隊は、オンコールスタッフや、配置人数を増やして不足の事態に備えている。
電力会社は、暑さで倒れる人が出ないよう、電気代を払っていない家も電気を止めないようにする処置をとっているという。
なお、インドでは気温が48度まで上がり、500人が死亡したと伝えられている。