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イスラエルの驚くべき回復力・テルアビブ証券取引署で史上最高値記録
アメリカとイスラエルは、イランの核の脅威が阻害できた場合、中東では、勢力図が変わり、イスラエルとの経済的交流を可能にするアブラハム合意の拡大が期待できると言っている。

確かに、アメリカがバンカーバスターでフォルドー核施設を攻撃した22日(木)、戦争が終るとの期待から、テルアビブ証券取引所では、イスラエルの株価が史上最高値まで上昇していた。驚きの回復力である。
アメリカのウィトコフ特使は、近く重大な発表があると述べ、新たな国の合意への参加を示唆するような発言をしている。
www.timesofisrael.com/witkoff-countries-not-previously-contemplated-will-soon-join-abraham-accords/
ネタニヤフ首相のビジョンなるか
興味深いことに、ネタニヤフ首相は、2023年9月23日、実にハマスの襲撃の2週間前に、国連総会でのスピーチで、申命記27章から、今、世界は、祝福か呪いかの選択をしていくことになると言っていた。
中東がイスラエルとつながれば、パレスチナ人たちにも、大きな繁栄が期待されるとのビジョンを世界に訴えていた。
mtolive.net/ネタニヤフ首相の国連総会スピーチ:世界は今祝/
その2週間後にハマスがイスラエルを襲撃したのだが、それがきっかけとなり、イランの脅威が大きく弱体化されることになった。そうして、今、繁栄に向かっているのだろうかとも思える様子にさしかかっている。
また、反ユダヤ主義、反イスラエル主義がどうなっていくかは、まだわからないが、今回のイラン攻撃に、ヨーロッパは、イスラエルの側に立っていた。今後、どういう流れになっていくか、注目される。
ネタニヤフ首相、トランプ大統領、良いか悪いかは別として、時の人のようである。背後で働く主の存在を感じるところである。
