4日日曜朝、テルアビブに近い町ホロンで、パレスチナ人によるナイフ殺傷テロが発生し、イスラエル人2人が死亡、2人が負傷した。
西岸地区在住のアマル・オデ容疑者(34)は、公園の入り口で、イスラエル人女性(66)を刺殺。男性(68)も重傷を負った。
続いてそこから500メートルほどのガソリンスタンドに隣接するバス停で、男性(70代)に重傷を負わせた。男性は後に病院で死亡。
さらにアマルはそこから進んで別のバス停で、男性(26)に重傷を負わせた。ここで警察がアマルを撃ち、病院に搬送されたが、そこで死亡が確認された。アマルは違法にイスラエル領内に入国していたが、テロの前科はなかったとのこと。警察は他に共犯者がいないか、ホロン中を捜索しているとのこと。
10月7日以来、イスラエル国内で発生した、パレスチナ人によるテロで死亡したイスラエル人は、24人となった。
非常に異常なことだが、こうしたテロ事件は、イスラエルでは、珍しいことではない。ホロン住民もすでに日常に戻っていることは想像に難くない。