テルアビブ入り航空便相次ぐキャンセルで国外イスラエル人2万人が足止め 2024.8.3

イランのハメネイ師が、イスラエルへの攻撃を指示したとの報道で、イスラエルが大規模に攻撃される可能性が高まっている。その緊張の中、大手航空会社が、一時的に数日から1週間程度のテルアビブ行きの運行を停止すると発表している。

これまでにユナイテッド、デルタ、ルフトハンザがその方針を発表。続いて、イタリアのITA、オランダのKLM、ポーランドのLOT、ハンガリーのウイズエアなど少なくとも15社が、キャンセルを決めた。その期間は、各社によって様々で、最短は3日、最長はITAで、10月26日までとしている。

決定が急だったので、全世界で帰国できないイスラエル人が2万人出ていると推測されている。解決としては、まだキャンセルしていない、ギリスアやキプロスを経由することである。しかし、変更便に切り替えたことで、安息日にかかってしまったと不満を訴えている人もいたとのこと。

www.timesofisrael.com/more-airlines-cancel-flights-as-israel-braces-for-potential-attack-by-iran-its-proxies/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。