テルアビブでは今年も、第16回ゲイ・イベント”The Best Gay City”が始まった。本日行われているゲイ・パレードには、ゲイたちだけでなく、ゲイを理解し受け入れるべきと考える市民たちも参加している。
小さな子供連れや虹色の服を着せられた犬など、パレード周辺はゲイ一色。参加人数はまだ発表されていないが、このためにイスラエルに来た観光客(ゲイ)は、3万人にのぼるとされ、全体では10-13万人に上ると推測されている。
どこもかしこも虹色の旗、半裸状態の男性が肉体美を強調するか、けばけばしい女装で踊っていたりする。「私の息子はホモ。文句ある?」とかかげたゲイの息子娘を持つ親たちも堂々とパレードしている。
あちこちでビールが売られ、今日だけは羽目を外してもいい日とばかりに、めいっぱい”楽しんでいる”人々の様子は、まさに、モーセの帰りが遅いので、乱れてしまったイスラエル人を思い起こさせる光景である。