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バス停にトラック突っ込み8人が下敷きに
27日(日)朝、テルアビブ北部、ヘルツェリア近郊のバス停に、大きなトラックが突っ込み、市民8人がトラックの下敷きになった。
これにより、イスラエル人のペツァレル・カルミさん(72)が死亡。計32人が負傷した。うち5人が重傷、20人が軽傷とのこと。
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— משטרת ישראל (@IL_police) October 27, 2024
現場は、モサドや、IDF8200部隊といった諜報部本部がある地域の近くだった。
被害にあった人たちの多くは、そこで行われる10月7日のハマスによる虐殺と、その後の戦争で戦死した兵士たちを覚える式典に参加しようとして、バスから降りつつあった高齢者たちだった。
トラックの運転手は、イスラエル国籍のアラブ人、ラミ・ナスララで、突っ込んだ直後に、近くにいた市民によって射殺された。警察がテロ事件とみて捜査を行なっている。
トラックの所有者である運送会社は、運転手のラミが本来の業務ではない地域にいたと言っている。しかし、ラミの家族たちは、ラミには病気があったのであり、そんなことをする人物ではないと主張している。
その後、ハマスが、体当たりで突っ込んだ英雄的行為だと賞賛する声明を出した。
10月7日以来のテロ事件増加の現状
この同じ日、西岸地区では、パレスチナ人が車でイスラエル軍部隊に向かって車を突進させ、その後、ナイフで兵士たちに襲い掛かってきたため、射殺されていた。テロリストは、東エルサレムのシュアファット在住のアムディ・サミであった。
残念ながら、このような事件は珍しいことではなくなっている。この10月は特に、テルアビブで、銃とナイフによるテロで、市民7人が死亡。続いて、ハデラでのナイフテロで1人死亡、その翌週には、アシュドド北部国道4号線での銃撃で警察官1人が死亡している。
10月7日以来のテロ事件によるイスラエル人の死者数は、治安部隊隊員も含めて41人。テロリストとの戦闘中に死亡した治安部隊隊員は8人である。
www.timesofisrael.com/one-dead-32-wounded-in-suspected-terror-ramming-at-bus-stop-north-of-tel-aviv/