22日午後、テルアビブ郊外のバット・ヤムで、バスの爆破事件が発生した。
幸い、爆破は、客が避難した後だったので、間一髪大惨事は免れたが、その後バスに乗り込んでいた爆発物処理班の担当官1人が爆発で負傷した。
今回、客が、バスの中にあった不審な荷物に気づいて運転手に通報。運転手がすみやかに客を誘導して避難させたことが幸いしたと報じられている。
警察は、事件をテロによるものと断定。今のところ、犯行声明はどこからも出ていないが、ハマスとイスラム聖戦が、犯行を歓迎すると表明している。
先週から、西岸地区、ガザ地区周辺で、パレスチナ人とイスラエル軍の衝突が相次いでおり、パレスチナ人に死者が数人出て緊張が高まっているため、それとの関連の可能性があるとする分析もある。
なお、テルアビブでは、昨年も同様のバスの爆破事件が発生している。