本日3月20日朝5時(日本時間11時)、イスラエル中央地域、テルアビブからエルサレムまで広範囲にミサイルの警報が鳴った。ミサイルは、イスラエル領空に入る前にIAFによって撃墜され、国内に被害は出なかった。
しかし、久しぶりのサイレンで、夜明け前だったため、人々はあわててシャルターに駆け込んでおり、その際に、ショックにおちいったり、転ぶなどして13人が救急搬送されていた。
国会では、夜を徹して予算に関する審議が行われる中、サイレンが鳴ったが、議員たちは避難しなかったとのこと。ネタニヤフ首相は国会にはいなかった。
ベン・グリオン空港では、着陸予定だった飛行機が一時迂回を余儀なくされたが、まもなく着陸できていた。
その後、フーシ派が、「ベン・グリオン空港を標的に、超音速弾道ミサイル“パレスチナ2”を発射した。目標は達成した。これは、ガザの兄弟たちが虐殺されていることへの反撃だ」と犯行を認める声明を出した。
フーシ派は、イスラエルがガザでの攻撃を続ける限り、攻撃を続けると言っている。
フーシ派がイスラエルに向けてミサイルを発射するのは、これが2回目である。
アメリカは、16日から今もフーシ派への激しい攻撃を続けている。トランプ大統領は、フーシ派の反抗はすべてイランの責任だと言っており、今後、紛争の拡大が懸念されている。