イスラエル軍が撤退する中で、エリート戦闘部隊エゴスのダビッド・ヤフダ・イツハク軍曹(23)が、死亡した。まだ調査中だが、友軍の誤射による可能性が高いという。
イツハク軍曹は、ユダヤ教神学校にも通った正統派ユダヤ教徒で、西岸地区入植地ベテルの住民であった。イスラエル軍では、戦闘部隊の優秀な戦闘員だった。遺族は両親と兄弟。
*ユダヤ教超正統派は、従軍しないが、正統派は、ユダヤ教を守りながら普通の社会生活を送り、すすんでイスラエル軍にも従軍する。
イツハク軍曹は、優秀な軍人として数々の賞を受賞していた人だった。また、ベテルで、ドロン・ギルボアさんの息子の心理的ケアをしていた。毎週土曜午後、障害のある息子さんと数時間過ごし、家族全員がドロンさんの愛と敬意に感謝していたという。ギルボアさんは、イツハク軍曹の訃報に深い悲しみを語っている。
イツハク軍曹は、自分へのメモに「ただただ良い人であれ」「ここにいる(生きている)時間は長くない。だから進んでいけ」などと残していた。精一杯、人々に尽くしていたのだろう。5日、エルサレムのヘルツエルの丘(国のために戦死した兵士の墓地)で行われた葬儀には数千人が来たと報告されている。
www.israelnationalnews.com/news/373730
www.timesofisrael.com/a-man-with-a-heart-of-gold-soldier-killed-in-jenin-operation-laid-to-rest/