シリア北部のホムスから首都ダマスカスの間にあって、レバノンとの国境の要所にケサールがある。この町は反政府勢力がほぼ制圧していたが、今日、政府軍が奪回したと大きく報じられた。この勝利の背後にはヒズボラの介入が大きい。
これにより、反政府勢力は補給路を断たれ、戦況の流れが変わる可能性もあるという。
<化学兵器はどちらも使っている:国連人権保護団体>
先週、シリア入りした国連の人権保護団体は、約1500人の市民が激しい戦闘区域にとりのこされ、負傷者が多数いるのにに、医薬品も食料もなくなっていると報告した。
子供たちが、拷問を強制的に見せられたり、子供に処刑させたりするなど、子供たちへの想像を超えた虐待も行われているという。
問題の化学兵器については、シリアの土を分析した結果、サリンが検出されたとのこと。しかしもはやどちらが使っているのかは不明。