シリア・ヨルダンで地震:イスラエルでもマグニチュード5.2 2024.8.13

(photo credit: AMIR COHEN/REUTERS)

12日深夜(日本時間13日朝)、シリアのハマから30キロ東地点、深さ10キロを震源地として、シリアからヨルダン、イスラエル北部でもマグニチュード5.2を記録する地震が発生した。いずれの場所でも大きな被害は報告されていない。

この地域では、2023年2月にシリアとトルコをまたぐ広範囲でマグニチュード7の地震が発生し、トルコとシリア合わせて5万人以上(ほとんどはトルコ人)が死亡する大惨事になっていた。このため、揺れを感じたこの地域の人々の間で、恐怖が走ったとのこと。

イスラエルでも100年に1度は来ると言われている大地震の時期をすでに超えている。しかし、建物の60%に耐震構造が施されておらず、大地震が発生したら、かなりの災害になると予想されている。しかし、効果的な対策はとれていないままである。

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石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。