先日シナイ半島にいる聖戦主義グループが、エイラットをミサイル攻撃したが、昨夜イスラエル軍はガザ地区のロケット発射地を空爆した。
エジプトの情報筋によると、政変が起こってムルシ大統領が失脚させられたのを機に、シナイ半島にイスラム主義聖戦主義者が流れ込み、数千人に達しているとの情報がある。
これらは、①武器商人のシナイ半島ベドウィン、②ガザ地区からのパレスチナ人、③イエメンやアフガニスタンから来た聖戦主義者。シリアにいるアルカイダ系グループアル・ヌスラもシナイ半島入りしている。
まず狙われているのがクリスチャン(コプト教)。祭司らが殺されて斬首。その首を遺体の上に置くというのはアル・ヌスラの特徴だという。
<エジプトで死者100人以上>
エジプト軍は、今朝からいよいよ武力で、ムルシ大統領支持派の一掃をはじめた。治安部隊がビルの上から射撃しているという。死者数は混乱しているがBBCは100人以上と報じている。さらにシナイ半島にイスラム主義者が流れ込んできそうである。