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コーヘン在日イスラエル大使が被災地能登半島訪問
イスラエル大使館の報告によると、3日、コーヘン在日イスラエル大使が、能登半島地震被災地の輪島市門前町を公式訪問して、馳活石川県知事、村山択金沢市長、金井豊北陸経済連合会会長と会談した。
またコーヘン大使は、炊き出しにも参加し、石鹸や衛生品など必需品と、ナツメヤシやお茶など、イスラエルのグッズが入った袋100個を届けて、地域の人々との交流の時ももった。
この支援袋については、今後他の地域も含めて400個を配布する予定とのこと。
こうしたイスラエルから支援は、国際災害救援NPOのオペレーション・ブレッシング・ジャパン(アメリカ・バージニア州に本部を置くキリスト教の支援団体日本支部)と連携して行われている。能登半島へは、2月に一度、支援物資を届けており、今回は2回目となる。
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イスラエルは、世界でもこうした被災地にいち早く支援を送る国である。2011年の東日本大震災の時は、イスラエル軍の医療部隊60人を派遣し、南三陸で本格的な緊急医療を提供した。
支援活動終わって帰国する際、持ち込んだレントゲンなど、高度な医療機器は、そのまま地域に寄贈していった。地域の人々とイスラエルとの間に、温かい関係が築かれたのであった。
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*オペレーション・ブレッシング・ジャパン
オペレーションブレッシングジャパンでは、CBNニュース(アメリカのクリスチャンテレビ局)とも協力してガザへの支援活動も行っている。
石のひとりごと
今年1月1日に大地震にみまわれた能登半島への支援は、日本政府からも忘れられているのではないかといわれるほどに、その復興の遅れているようである。そんな被災地を見て、コーヘン大使は何を感じただろうか。
今回、イスラエルからの支援グッズが、衛生用品ということに、なんとも心揺すぶられる思いだった。
被災地を覚える、救援にかけつける、こうしたイスラエル人の基本的な姿勢からして、ガザで人々を苦しめることを喜んでやっているのではないということは明らかである。
イスラエル人の心の傷にさらに傷をつけようとするハマスと、どちらと共感するのか。世界はよく考えるべきだろう。