イスラエルは、ガザ全域での戦闘を継続しながら、ラファでの戦闘を拡大し、ハマスを追い詰める作戦を続けている。
戦闘は安息日も休みなく続けられており、18日(土)には、ガザ北部ジャバリヤの70カ所への空有爆が行われた。
対戦車砲を担いでいた戦闘員を殺害したとのこと。ハマス戦闘員80人以上が死亡したとみられている。
南部ラファでは、地下トンネル50本が摘発。18日、武器が置かれている場所などへの空爆が行われ、物流の責任者とみられるイスラム聖戦の指導者が死亡した。
ラファのトンネルは、エジプトから武器を密輸するのに使われたとみられるが、エジプトはこれを否定している。ラファでもハマス戦闘員50人以上が死亡したとみられている。
続く日曜も、ガザ中部で、ハマス司令官2人が死亡したと伝えられている。
激戦の中、イスラエル軍では、新たに2人が戦死した。死亡したのは、ナフマン・メイール・ハイム・ヴァクニン軍曹(20)と、のアム・ビトマン軍曹(20)
またこの日、15日に負傷して病院で治療中だった空挺部隊中隊長のガル・シャバット少佐(24)の死亡も発表された。ガザの戦闘で死亡したイスラエル兵は283人となった。
スデロットやガザ周辺では、ロケット攻撃が散発し、サイレンがなっているが、被害は出ていない。
www.timesofisrael.com/idf-announces-death-of-officer-seriously-wounded-fighting-in-northern-gaza/
<遺体で戻った4人の埋葬:ダンスチームが現場でダンス>
ガザでは、ここ数日の間に、人質になっていた4人の遺体が、ガザから回収され、深い悲しみの中、葬儀が行われた。シャニさんの両親は、「これでようやく娘が穏やかに眠れる。私たちもいつでも墓に行ける」と語っている。
ハマス報道官は、「戦闘が長引けば、人質が死ぬ。ハマスは停戦をすると言っているのに、それを断っているのはイスラエルだ」と言っている。