昨日、ネタニヤフ首相が、23日、10月7日以来初めてとなるテレビ(右派系チャンネル)でのインタビューに登場。
ガザでの戦闘はまもなく終息に向かい、以後は、北部ヒズボラとの戦闘に戦力を向けるとの声明を発表したことは、日本でも報じられていた。
ガンツ氏ら元IDF参謀長官たちが離脱して、戦時内閣が亡くなって以来、ネタニヤフ首相を抑制するものがなくなったかのように、今では、多少の市民の犠牲者はしかたなしと考えているかのごとく、空爆を伴ってのハマス、特に指導者への激しい攻撃が続けられている。
www.bbc.com/news/articles/cpvvvkxpxwno
最新のニュースでは、ガザでの戦闘で、ハマス指導者イシュマエル・ハニエの妹が死亡し、それに伴い14人が死亡したというニュースも入っている。
こうした中、イスラエルは、ラファのケレン・ショムロン検問所を通じて、重病の子供たちをエジプトへ脱出させると発表。一つのグループが出たあと、エジプトがこれを拒否したため、検問は再び閉鎖されているとのこと。
石のひとりごと
世界は、ますますイスラエルへの激しい非難の目を向けている。また、ヒズボラとの戦闘も日々間近になってくる様相の中、左派ハアレツ氏は、ネタニヤフ首相の思惑はイスラエルに破滅をもたらそうとしているといった記事を出している。
しかし、ネタニヤフ首相のイスラエルへの愛が変わったわけではないだろう。ネタニヤフ首相は今、自分がよいと信じている道をすすもうとしているだけである。忙しい中にも戦死者家族を慰問する活動も時折報じられている。
しかし、何が正しいのか、もはや誰にもわからない。イスラエルを見捨てることはないと約束しておられる主が、その約束を果たしてくださるように祈る。