www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4708980,00.html
懸念していた神殿の丘での大きな暴動はなかった。しかし、市街地でのテロは続き、デモや暴動がエルサレムのパレスチナ人だけでなく、ガザや、イスラエル国内のアラブ人の間でも始まり、暴力の本質が拡大し始めている。
9日午後、ガザ北部とイスラエルとの国境で、パレスチナ人400人ほどがデモを展開し、イスラエルとの緩衝地帯に入ってきそうになった。このため、イスラエル軍が発砲。パレスチナ人5人が死亡。35人が負傷した。
ガザでは、南東部の国境でも同様のデモが行われ、イスラエル軍と衝突している。
ハマスは、今日金曜は「怒りの日」としてテロやデモを予告していたが、ハマス指導者イスマエル・ハニエは、ガザの人々にインティファーダへの参加を呼びかけている。
アルーツ7によると、ガザのモスクでの、金曜の説教で、イスマエル・ハニエは、「これ(暴力)しか道はない。エルサレムでインティファーダをやることでガザはその使命を果たす。ガザはもう準備ができている。」と叫んだ。今後、ガザとの暴力のエスカレートが懸念されている。
<日中もテロ続く> http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4708934,00.html
膨大な警戒態勢をとられていた神殿の丘では特に大きな衝突は伝えられていない。しかし、エルサレムでは、16才の少年が襲われて軽度の負傷をした。
キリアット・アルバでは再び警察官(47)が襲われ、銃を奪われそうになったが、この負傷した警察官がテロリストを射殺した。
アフラでは、中央バスステーションで、警備員を刺そうとした女性テロリストが逆に撃たれ、重傷となった。
ビデオ:女性テロリストは、ヒジャブをかぶり、足下までのドレス姿の見るからにイスラム女性。
www.jpost.com/Arab-Israeli-Conflict/WATCH-Police-shoot-female-terrorist-in-dramatic-standoff-at-Afula-bus-station-421437
西岸地区からエルサレムへ向っていたイスラエル人の車両が投石を受けて事故を起こし、乗っていた6人(子供2人含む)が負傷した。この6人の中には、西岸地区入植者代表のヨシ・ダガン氏の妻と子供が含まれていた。
一方、ユダヤ人によるテロも発生した。今朝、イスラエル南部ディモナでは、ユダヤ人が、建設要員などのベドウイン4人を刺した。2人は重傷。
*訂正のお願い
前回のオリーブ山便りで、学校も休校になっているとお伝えした。しかし、金曜正午頃、近所の学校には、たくさんの親たちが子供を迎えに来ていた。休校になったのは、治安要員を雇う予算がないといってストをおこした学校だけであったようである。