ガザのUNRWA学校攻撃でスタッフ6人死亡:国連が怒り表明 2024.9.12

in Nuseirat in the central Gaza Strip on September 11, 2024 (Photo by Eyad BABA / AFP)

11日、イスラエル軍は、ガザ中央ヌセイラットにあるUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の学校に、ハマスの拠点があるとして、空爆を行った。これにより、14人(うち2人は子供)が死亡。このうち6人は、UNRWAスタッフで、同組織としてはこれまでで最大の死者数だとUNRWAが主張している。*アルジャジーラは18人と報じている。

この場所はシェルターとして、多くの避難民がいたので、イスラエルは、攻撃の前にあらゆる方法で巻き添えにならないような対策を取ったと言っている。しかし、国連は、国連の施設は絶対に攻撃されるべきではないと怒りを表明している。

しかしながら、UNRWA職員の多くはハマス関係者であり、UNRWA学校にハマスが拠点を置いているとして、イスラエルが攻撃するのは、これが初めてではなく、5回目になる。ガザでは、連日、各地で戦闘が続いており、全部は網羅できていない。

jp.reuters.com/world/security/V6CZBV2EOFJ2FIQIRU6PADESUI-2024-09-12/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。