ガザのラファ・建物に仕掛けられた爆弾でイスラエル兵4人戦死 2024.9.18

ガザのラファでは、ハマスの戦闘部隊2308人が死亡し、エジプトとガザを結ぶトンネル(13キロ)もすべて破壊したとして、概ね無力化したとの認識を、先週、イスラエル軍が発表していた。しかし、建物やトンネルには、まだ罠となる爆弾が仕掛けられたままになっている。

イスラエル軍は、17日にラファの建物に部隊が入ったところ、爆弾が爆発。4人が死亡。2人が負傷したと発表した。死亡した兵士は以下の通り。ナイム二等軍曹は、救急医療士で、戦闘で死亡する初の女性兵士となった。

ギヴァティ旅団のシャキード大隊副中隊長のダニエル・ミモン・トアフ大尉(23)、アガム・ナイム二等軍曹(20)、アミット・バクリ二等軍曹(21)、ドタン・シモン二等軍曹(21)

ラファでは、こうした罠がある中、ゲリラレベルの攻撃も続いており、そこにいる兵士たちの危機がまだ終わったわけではないということである。

www.timesofisrael.com/4-idf-troops-killed-several-hurt-during-fighting-in-southern-gazas-rafah/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。