1月26日(月)に、ラン・グヴィルさんの遺体がイスラエルに戻ったことで、ガザにはもう、一人の人質も残っていない。
2014年から11年経っても取り返せていなかった、イスラエル兵ハダール・ゴールディンさんの遺体も今回、取り戻すことができた。
今後どうなるかだが、イスラエルは、まずは、約束通り、ガザ南部のラファ検問所を解放し、人間が出入りできるようにする。これはイスラエルが厳しく監視することになる。
これは、物資の搬入が目的ではなく、ガザから出たいと願っているガザ市民が、出ていけるようにするということである。しかし、これ以上の動きはまだ明らかでない。
今のイスラエル焦点は、まずは、ハマスの武装解除とガザの非武

しかし、ハマスに武装解除の気配はまったくない。
ガザ地区は、これまでハマス関係者4万人で運営されていた。
エジプトからの情報としてロイターが伝えたところによると、ハマスは、トランプ大統領にガザの管理を任されたパレスチナ人官民によるNCAG(代表アリ・シャース氏)に、この4万人を次の体制に取り込むよう、要請する書面を出したとのこと。
その中の1万人強は警察だという。武器を持つということである。NCAGは検討すると答えたと伝えられている。しかし、これはイスラエルには絶対ありえないことである。
しかし、この状況下で、トランプ大統領は、ハマスは最後の人質ランさんの遺体を捜索するイスラエルを助けたと評価しており、なんらかの“恩赦”を与える可能性も懸念されている。
治安問題に詳しい、イスラエルのアミール・アヴィヴィ准将(退役)は、「ガザのハマスは、必ず打倒、無力化しなければならない。
ハマスが、自ら武器を差し出し、ガザから出ていくならいいが、もしそうしないなら、我々がそれを成し遂げるまでだ」と語っている。
アヴィヴィ氏は、今はもう人質の心配がないので、膨大な武力で、一気にハマスを叩くことになるだろうと語る。しかしその後に、ハマスのトンネルやあらゆるインフラを一掃するには数年かかるとも語っていた。
石のひとりごと
イスラエルが思い切った行動でハマスを打倒しようとする可能性は、ネタニヤフ首相の言動からも、ゼロではないだろう。アメリカがもしイランを攻撃したら、その機会に思い切った行動に出るかもしれない。
しかし、どうやってハマス打倒の完了がわかるのか。ハマスは、民間人に紛れ込むだろうし、そのイデオロギーは、物理的に打倒してもなくならない。
かといって、このままガザにハマスが温存されることは受け入れるべきでない。イスラエルはできることはやり遂げるだとう。
天地創造の神には、すべてが見えている。人間はその前には、何の力もないことを覚える。
