イスラエル軍は、8月29日(金)、ガザで人質イラン・ウエイスさん(56)の遺体を発見。保護した。この時、別の人質のものと見られる人体の一部も発見しており、現在確認が行われている。
ウエイスさんは、キブツ・べエリの緊急警備隊員だった。10月7日に侵攻しきたハマスからキブツを守ろうとしていた時に殺され、遺体はガザへと拉致されていた。

この時、妻のシリさん(53)と娘のノガさん(18)も拉致され、人質となったが、2023年11月の人質とハマス収監者交換の時に解放されていた。
www.timesofisrael.com/presumed-captive-3-members-of-weiss-family-shiri-ilan-and-noga/
ウエイスさんは、料理が得意で、バーベキューが好きな人だったという。ネタニヤフ首相は、ウエイスさんの家族を訪問し、「イスラエルはすべての人質がかえって来るまで休まない」と語った。
ヘルツォグ大統領も、ウエイスさんへの賞賛とともに、家族への心からの哀悼と支援を送るとの声明を出し、Xにもウエイスさんとその家族を想う投稿をアップした。
I offer my heartfelt condolences and support to the Weiss family and the community of Kibbutz Be’eri upon the recovery of the body of hostage Ilan Weiss, of blessed memory.
692 days after he was brutally kidnapped with his wife Shiri and their daughter Noga, Ilan’s body was… pic.twitter.com/PK4uKm3hdB
— יצחק הרצוג Isaac Herzog (@Isaac_Herzog) August 29, 2025
今もガザにいる人質は48人。このうち20人は生存しているとみられているが、政府はこのうちの2人は生存が、厳しい状態とみている。
