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ドーハで生き延びた?ハマス幹部がアルジャジーラのインタビューに登場
イスラエルが9月9日(火)、カタールの首都ドーハで、ハマス指導者たちを標的にした攻撃について、標的になったハマス指導者たちは死亡しておらず、失敗とみられており、ネタニヤフ首相は、再度の攻撃を示唆している。
こうした中、9月14日(日)、ドーハで標的になっていた指導者の一人で、故イシュマエル・ハニエの顧問でもあった、タヒール・アル・ヌヌが、あるジャジーラのインタビューに登場。
「攻撃はハマスが、仲介国が提示した内容を検討していた時に発生した。ネタニヤフ首相は、今回もまたこれまでも、人質問題にコミットしていないということだ。
我々はネタニヤフ首相以上に人質のことを心配していない」と語り、今となっては、これまでのような交渉は意味がないと語った。
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アメリカの対応:イスラエルのドーハ攻撃には不満表明のトランプ大統領

イスラエルがカタールでハマス指導者らを攻撃したことについて、トランプ大統領は不満を表明していた。
その表明かのように、12日(金)、トランプ大統領とウィトコフ特使は、国連総会でニューヨーク入りしていたカタールのアブドラヒン・アル・サーニー首相と夕食を共にするとホワイトハウスが発表した。ただし、その場所は報じられなかっただけでなく、その際の写真なども出まわっていない。

バンス副大統領と、ルビオ国務長官は、ホワイトハウスでアル・サーニー首相と4時間の階段を行った。仲介役を担っているカタールの将来や防衛協定について話し合われたとのこと。
トランプ大統領は14日、記者会見の中で、カタールは偉大な同盟国だと述べた他、他国への攻撃には慎重にするべきだと述べた。
こうした中、ルビオ米国務長官は、急ぎ、イスラエルへと出発した。出発前の記者会見では、「アメリカは、イスラエルのカタール攻撃に満足していない。それで両国の友好関係が途切れることはないが、これが停戦協定に与える影響については話し合う必要がある」と語った。
ルビオ国務長官は、トランプ大統領は、①ハマス打倒、②戦争終結、③人質48人全員解放を、一気に解決したいと考えていると語り、今後どうしていくのかをネタニヤフ首相と話し合うと述べた。
加えて、イスラエルの強硬右派議員たちが、西岸地区併合に乗り出していることや、国際社会がパレスチナ国家承認に動き出していることについても話し合うとのこと。
ルビオ国務長官は、14日(日)、ネタニヤフ首相と共に、嘆きの壁を訪問した。この時、シロアムの池があるダビデの町から神殿の丘へ続く通路の考古学発掘地点へも訪問した。
会談は、本日、15日(月)に行われる。
