エルサレム旧市街ダマスカス門でナイフテロ・国境警備隊1人負傷 2024.9.16

Israel Border Police officers stand guard at the Damascus Gate (photo credit: MARC ISRAEL SELLEM)

15日、エルサレム旧市街のダマスカス門周辺で、警備にあたっていた国境警備隊員(20代)が、鋭利な刃物で襲われた。犯人はその後、旧市街方向へ逃げたが、まもなく他の警備隊員が射殺した。襲われた警備隊員は、軽傷とのこと。

犯人は、イスラエル国内在住のベドウィン、ジアド・アブ・スベイ(33)だった。関係は不明だが、ハマスが、この攻撃は、ガザと西岸地区の占領、アルアクサモスクへと、紛争がエスカレートする脅威に対する反応だと、賞賛する声明を出した。

イスラエルでは、ヨルダンとの国境でのテロでイスラエル人3人が死亡し、その後、西岸地区のバス停へのトラック突っ込みテロでイスラエル兵が1人死亡と、テロ事件が相次いでいる。警察は警備体制を強化していた中での事件であった。

www.timesofisrael.com/border-police-officer-lightly-hurt-in-stabbing-attack-at-jerusalems-damascus-gate/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。