9日朝、エルサレム北部ラモットの大きな通りで、走行中の車から、テロリスト2人が公共路線バスのエゲッド32番に向って発砲した。これを見た民間人が車から降りてテロリストにむかって発砲。これに驚いてテロリストの車は走り去り、バスの乗客は全員無事だった。
しかし、その後、エルサレム旧市街・ニューゲート付近(ダマスカス門近く)で、車内からテロリストが走行車に向って銃を乱射。これにより、皮肉にも50才代のアラブ人男性が重傷となり、救急搬送された。
テロリスト2人は、ここで治安部隊に射殺された。犯行に使われた車の中には、他にも銃があったという。この2件のテロ事件は同じテロリストによるものとのみられ、捜査が行われている。