先日、エルサレムの旧市街から出てくると、ヤッフォ門と新市街の間の広場で80人くらいの若い男女が丸く座り込んで歌を歌っているのに出くわした。中央には丸いテーブルがあってろうそくと線香みたいな香がたかれている。
一見、70年代のヒッピー風で、皆恍惚な感じで歌っている。詩編の歌を歌っている場合もあるが、よく聞くと、”霊に歌っている”とか”母なる大地と一つ”とかいう歌詞が含まれている。明らかにニューエイジ・ムーブメントだ。
受付らしきところに立っている女性に聞くと「なんでもいい。ただ神に歌っている。町を祝福しているのです。」と言っていた。このグループの名前だが、なんと「Unite in Babylon(バビロンで一致する)」だった。世界の一致がビジョンらしい。
女性によると、このムーブメントはテルアビブではすでに定期的に活動しているが、今回はじめてエルサレム入りしたという。またこのサークルは、世界各地の都市に存在し、全世界同時歌う会なども開催されている。もう少しリサーチが必要だが、どうやらイスラエル発祥のようである。
upriser.com/posts/unite-in-babylon-chanting-circles-in-city-centers-worldwide