エルサレムのニール・バルカット市長(58)が、26日、時期市長選挙には出馬しないと正式発表した。近く、リクード(ネタニヤフ首相政党)から国会議員、政府高官をめざすと発表するとみられている。
バルカット市長は、元スタートアップのビジネスマンだが、2003年にエルサレム市長に当選。以後5年おきに3回当選を果たし、15年間、市長として勤め上げた。
バルカット市長は、宗教家だけでなく世俗派にもフレンドリーで、多様な国際都市エルサレムというイメージを作り上げた。
国際マラソンをスタートさせるなど、町は、以前より洗練され、スタートアップ企業も増えた。東エルサレム住民の生活改善にも努力し、バルカット市長を支持するアラブ人も少なくない。
また国との交渉をすすめ、来年度の国からのエルサレム予算はこれまでで最高額になったと伝えられている。
無論、多くの批判はあるが、エルサレム在住者としては、あきらかに、エルサレムがきれいに、洗練されたことは確かだと思う。個人的には、バルカット市長がエルサレム市長でなくなることは非常に残念であるが、国政でどう働くか、楽しみでもある。
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