エルサレムでEagles Wingの全世界をつなぐイスラエル祈り会:ICEJの仮庵の祭りは今日から 2025.10.6

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Eagles Wingによるイスラエルでの親イスラエルイベント

10月4日(日)、エルサレムでは、福音派クリスチャンの団体Eagles Wing(ロバート・スターン牧師)が、毎年開催している、全世界のクリスチャンをつないでイスラエルのために祈る集会、DPPJ(Day of Prayer for Peace of Jerusalemエルサレムの平和のために祈る日)を行っていた。

evangelical Bishop Robert Stearns.
(photo credit: EAGLES’ WINGS)

Eagles Wingは、2002年に発足し、詩篇122:6「エルサレムの平和のために祈れ」を元に、世界中にこの祈りにコミットするクリスチャンに呼びかけてきた。今では175カ国に、数百万人がサインアップしているという。

会場はエルサレム旧市街、ヤッフォ門を入ったところのダビデの塔があるエリアで、5日午後4時から5時半(日本時間午後10時から11時半)の間で行われ、集会はオンラインで世界にも流された。

集会には、在イスラエル米大使で福音派牧師でもあるマイク・ハッカビー氏はじめ、イスラエルのギドン・サル外相、エルサレム市長のモシェ・リヨン氏も出席していた。

またギリギリハマスの虐殺を逃れ、ユーロビジョンのイスラエル代表を務めたユバル・ラファエルさんも歌を披露した。

この祈り会は、Eagles Wingが主催する、Watchman on the wall tour(とりなし手たちのツアー)の中で行われる祈り会である。今年のツアーは、9月28日から10月9日までとなっている。

エルサレムポストによると、今年は、5大陸から牧師、アーティスト、インフルエンサーなど220人が参加し、彼らを通じて、オンラインでこの祈り会に参加したクリスチャンは、3億万人を超えるとみられている。これまでで最大規模であった。

以下は、10月4日(土)安息日明け夜に行われたDPPIの集会の様子

ICEJ(国際クリスチャンエンバシー)のFeast of Tabernacle 仮庵の祭り

ICEJ(国際クリスチャンエンバシー)の仮庵の祭りは、本日10月6日(月)から、13日(月)の開催となっている。以下はテーマの聖書箇所。

万軍の主はこう仰せられる。「その日には、外国語を話すあらゆる民のうちの十人が、ひとりのユダヤ人のすそを堅くつかみ、『私たちもあなたがたといっしょに行きたい。神があなたがたとともにおられる、と聞いたからだ』と言う。ゼカリヤ書8:23

feast.icej.org

これまでからも、数千人が参加するために、イスラエルにやってくる、最大級のツアーイベントで、イスラエルにとっては、大きな収入源となっている。

石のひとりごと

世界が反イスラエルでデモを行う中、世界中から大勢の福音派クリスチャンたちが、イスラエルを愛し、イスラエルを支持して祈るためにやってくる。

この様子をユダヤ人たちは不思議に思わないだろうか。彼らにそうさせているのは、イエス・キリストに他ならない。そのキリストの愛に目が開かれるユダヤ人が起こされるようにと祈りたい。

またこの期間、特にエルサレムの平和が維持されるように祈られたし。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。