エルサレムで長年祈りととりなしの家のミニストリーを続けているスカット・ハレル。イスラエルだけでなく、中東諸国のクリスチャンたちとも連絡をとりながら、とりなしの祈りを導いている。
その代表である、リック・ライディング牧師が6日、今の、イランとの戦争の危機にある中、イスラエルと中東情勢についての祈りの指針を発表した。
1)賛美でサタンの王国が分裂するように(第二歴代誌20章)
ライディング牧師は、第二歴代誌 20章で、イスラエルがいよいよ危機に陥ったとき、その王ヨシャパテ王が、主に賛美するよう支持する。その後、敵が混乱に陥り、分裂したと描かれている。このことから、敵に打ち勝つことばかりでなく、主に賛美するべき時であるとすすめている。
2)蜘蛛の巣のような悪のシステムに対処する(詩篇29章)
ライディング牧師は、イスラエルが直面している相手が、蜘蛛の巣のようであり、蜘蛛と戦うだけでなく、この巣にも対処しなければならないと語っている。
ライディング牧師は、スーダンが、かつての独裁者を無血のクーデターで排除し、イスラエルを国交正常化に向かうこととなったことを挙げている。
しかし、それを成し遂げた王は暗殺未遂にあった他、今はロシアが、反政府勢力に武器を送ったとの情報があることを挙げた。敵を倒しても、蜘蛛の巣はに残っているということである。
今、イランとロシア、またそこにトルコが加わって、イスラエルを攻撃するといった蜘蛛の巣状の状況になりつつあることを覚える必要がある。
3)ティシャベアブの月のとりなし(8月12ー13日)ゼカリヤ8:18-19
イスラエル、また世界のユダヤ人は、第二神殿が崩壊したことを覚え、ティシャベアブという日を覚えて断食する。今年は、12ー13日だが、主はによってはすでにその断食に入っているグループもある。
イランがこの日に、イスラエルを攻撃するとの予測もあがっている。しかし、同時にゼカリヤ8:18-19によると、勝利であることがわかる。このため、主が超自然的にイスラエルを守ることになると予想できる。イラン自身もそれを経験することになるとライディング牧師。
4)エラム(イラン(ペルシャの首都)シュシャン)の回復の約束 エレミヤ49:34-39
エラムは、砕かれるが、この箇所によると、最後にエラムが回復することも書かれている。神はイランの人々、レバノン、イエメン、ガザの人々も愛しておられるので、その人々の救いのために祈り続けようと、ライディング牧師は締めくくっている。